その頃レシピ
トピック「ミニマリスト」について
昔はミニマルな生活だった。貧乏学生の暮らしなんてそんなものである。先日、書い
たツナピラフも、トピックのテーマに合わせて、ピンチヒッター的なメニューのレシ
ピを書いたが、本来はエビピラフをつくっていた。冷凍エビのむき身でパック入りの
ヤツをスーパーで買って来て(確か150円くらいだった。6~7尾くらい入ってい
たように思う)ツナピラフと同様、24cmの鉄鍋で炒めてピラフをつくっていた。
ちなみにファミレスでは、最も安い料理の一つにピラフやグラタンがあるけれど、ス
カイラーク(西部多摩湖線青梅街道駅のすぐ東側、青梅街道沿いに一軒あった。自転
車で大学まで通っていたが、通学路の途中)では、当時ピラフもグラタンも380円
くらいだったと思う。その頃の自分には350円を超える値段で外食というのは、余
程の事があった場合しか、経済的に許されなかった。で、エビピラフ等の自炊となる
わけだ。今日のシンプルメニューは、ツナ入り炊き込みご飯である。別にエビでも良
いんだが。
早速、レシピを
1.米と麦を9:1の割合で研いで洗う。(昔は無洗米などと言った洒落たものは
なかった)
2.研いだ米と麦、それと水を普通に炊くように電気釜に入れる。
3.冷凍のミックス・ベジタブルを凍ったまま、適量、炊飯釜に入れる。
4.ツナのオイルを捨てて中身だけ釜に入れる。
5.シーズニング・スパイスのピラフ用を一人分入れる。
6.香りつけに、料理用ワイン(赤でも白でも良い)を、小匙一杯ほど入れる。
7.好みに応じて、バターをひとかけ。
8.普通に炊く。
9.炊き上がったら、20分から30分蒸らして、中を軽く混ぜて皿に盛る。
10.いつものサラダをつける。(きゅうりとレタス。トマトは昔の自分には贅沢品
だった)
箇条書きにしたら長くなったが、実際にやってみると、すごく簡単である。あと、ピ
ラフと比べて、つくるのは簡単だが、後片付けが少し面倒。ピラフの時は、鉄鍋に
水を入れて煮立たせれば良いが、この炊き込みご飯だと、炊飯器の内釜を外して
洗わなくちゃならない。ご飯がこびりついているので、洗う前に30分くらい水に
つけておく。
小平のあの部屋、懐かしいなあ。本当に当時の自分はミニマリストだったと思う。