アオイホノオと佐藤優
トピック「ゆるい就職」について
不思議な取り合わせと思うかもしれませんが、専門職を目指すことで有利な人生戦略を考える、と言う点では、佐藤優と焔モユルは似ているのかもしれません。
「資本論」の考え方、特に労働価値説に基づいて考えるのならば「働く以上、時間給換算をして一円でも高い報酬を得たほうが良い」というのは、当然のことです。
佐藤優の見解では、勝間和代や安藤美冬の薦めている、高いスキルを持つ「高度専門職」(マルクスの語で言えば「熟練工」)になれば、
「自分の代わりになる人間が、そう簡単には見つからないので、首にはなりにくい」
「自分の仕事は、誰にでも出来ると言うわけではないので、時間当たりの報酬が高い」
のふたつの理由で、高度資本主義社会を生き抜く戦略として正しい、との事です。
焔モユルが、ドラマの方では矢鱈熱いだけで、暑苦しすぎる若者のように描かれていますが、原作版では、漫画家になるため、かなり戦略的に事を進めています。詳しくは、原作漫画の他、岡田斗司夫ブログ等も参考になります。